Love Like a Destruction

拍手ありがとうございます。うれしいです！
コモサクいいですよねタツバキもいいですよねジャイキリいいですよねおもしろいですよねかっこいいですよね！　という気持ちでいっぱいになります。それにじぶんの書いたものを（読みやすい文章でないにもかかわらず）読んでいただけることのうれしさ！　あんまりつたわらない感じですみません。でもほんとうにありがとうございます。

原稿がいっこも進まないのでDVDで夜な夜な映画をみています。サッカーが題材ではないんですけど、いい映画をみたので感想を。ベネズエラの映画ってめずらしいですね。もともとは野球のほうが人気で、南米だけどサッカー大国ではないらしいです。

黙して契れ（HERMANO）

カラカスのスラム街で暮らす母子があるとき赤ちゃんを拾い、それから十六年後。兄弟として育ったふたりの男の子は地元サッカーチームで活躍するようになる。兄のフリオはすばらしいリーダーシップでチームをまとめ上げ決勝へと導き、捨て子だった弟のダニエルは才能ある若きエースに。
ふたりはスカウトの目にとまり、カラカスFCの入団テストを受けることになる。貧しい暮らしから這い上がれる二度とない好機だったが、フリオはギャングの仲間に入っていて、生活のために犯罪に手をそめている。ある日、悲劇が起き、それはやがてこの兄弟を引き裂くことになる。というような内容。

生きていくための犯罪、貧困、夢をみること、才能、復讐、いろんな要素がありすぎて序盤からすでに苦しい。でも砂埃と熱狂の試合シーンははらはらして楽しく、ふたりでボール取り合ってるシーンの兄弟の若者らしい会話もよかった！　やわらかく黄色みのつよい映像は懐かしい感じ。
個人的いちばんの見どころは、うぶで弱虫で純粋な（でもすっばらしいストライカーの）弟、ダニエル！　ブルネットのくせ毛と表情がすごくかわいい！
たしかに重たい内容ですが、よかったです。ラストの衝撃で寝れなくなって、こないだの真夜中のコンフェデ杯を観ましたわたし・笑　そして思い出して泣けてしまった。
機会があればぜひ！