旅行日記 下関から長門編
☆山口県に旅行に行ってきました。
二日目からはロマエスのちえりさんとご一緒(!)だったのですが、前のりしてひとり旅^^
続きに思い出を綴っています(長くなってしまった)
☆メールフォームからおたよりくださった方、ありがとうございました! すごくうれしかったです~!
改めて、きちんとお返事させてください^////^
☆ブログ不具合があったようす。情報が遅くて申し訳ないです。
初期の、初々しく恥ずかしい日記がまつ一日おもてにあったかと思うと…!
二日目からはロマエスのちえりさんとご一緒(!)だったのですが、前のりしてひとり旅^^
続きに思い出を綴っています(長くなってしまった)
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改めて、きちんとお返事させてください^////^
☆ブログ不具合があったようす。情報が遅くて申し訳ないです。
初期の、初々しく恥ずかしい日記がまつ一日おもてにあったかと思うと…!
☆写真がうまいこと貼れないので、もしよかったらこちらを参照してください^^
写真ブログです。
綿密に計画をたてて、効率よくまわるための順番を考え、道順をおぼえ、何回もシュミレーションをする徹底ぶりで旅行にのぞみ、着いたら全部忘れる、というスタイルを私は確立しつつある。
作戦というのは、組み立てるのが楽しいもので、そもそも実行するためのものではないのだ! ひとはそれを、無意味という。
そんなガイドブックどおりにはたいていいかないし、なにやら交通が不便らしいという情報を掴んでいたので、着くや否や、どっこも開いていない町をうろつき、コンビニエンスストアでコーヒー買って、とにかく楽しむ作戦に変更。かしこい(?)
下関駅に朝の5時40分に到着して(はやすぎる)商店街をたどってゆくも、ちいさいペンギンくらい(フンボルトペンギンとかイワトビペンギンとかそのくらい)あるおっきいからす(しかも集団)に遭遇。こわかった。
行けたらいいかな、というところがいくつかあったのですが、改めることにしました。
からすはきっと、またおいでよ、というつもりだったのでしょうね^^ 朝ごはんの邪魔をして私こそ悪かったな。
はやいけど電車に乗り、ICOCAチャージしておいてよかった~と思いつつ、電車に乗ってぼんやり。知らない町で電車に乗るのが好きなので、二階の物干し竿にゆれる子供の服や、坂道や瓦屋根の大きな家々をながめていて、すごく楽しかった。
小月駅で下車、ICカードの使えない駅がある事実に衝撃を受ける。まったくはやすぎるので、朝ごはんを食べようと思い、喫茶店を探したけど、そんなものはなかった(見つけられなかった)
しかもまだ私は、バスの時間も電車の時間も何ひとつ事前確認をしない、しないでいける、いざとなったらタクシー、という感覚でいたので、何も確認しないまま、駅周辺をふらふら。早朝ピクニックでした。
このあたりできちんと身支度。はりきりすぎてチークが濃くなる。もっと日本人らしい、お上品な顔立ちに生まれたかった。
駅に戻ったらちょうどバスがくる時間だったので乗って、バス停からバス停までかなり距離があるなあ、と思っていると到着したので、そこからは歩く。
私はこの旅行、できるかどうかは別にして、終始お行儀よくせねば、と思っていたので信号をまもり、道合ってるのかな、と思いながら結構歩きました。
そして到着。資料館で、お若いのにえらいね~と言われ、ちょっと有頂天。若くないんだけどな^^ 見学しつつ、こころの準備をする。
東行庵はいろんな種類のつつじが咲いていて、ほんとうにきれいでした。毬みたいに花が集まって咲いているのがあったり(写真)土の上に散った花が何かの地図か模様のようになっていたりで、きれいだった。
たくさん咲いているというより、手入れされ愛され、でも自然にそこにある感じがいいですね。観光向けすぎない感じ。
ぼうっとして、梅ソフトクリームと青梅ソフトクリームとがあり、迷って青梅にして(おいしかった!)ふらふら歩いて、野原みたいになってるところに座り、しばらくうとうと。あたたかいし、いいお天気!
こういうとき、じぶんでも理解に苦しむ照れがあって私はいつも、ただの観光客です特別な思い入れはありません、というような顔をしようと努めるわけですが、この時点ではまだできていたように思う。
しかしすでに3時間くらい経ってたので、名残惜しいけど帰ることに。意味なく振りかえってみる私。
そして、バスがない! あとい1時間半こないどうしよう、と思ってたところに違う種類のバスが走り過ぎていって、追いかけたら待っていてくれて乗車できました。よかった。
バス、ほんとうにいいバス。やさしい。
駅まで帰り、美祢線が去年の雨で通っていないことを知り、駅でいろいろ教えてもらって代行バスで長門まで。
金子みすゞ記念館が仙崎にあり、そこまではたったひと駅、しかし電車が2時間ほどこないし待っていられないので、歩いて行けますよね、とか確認して、歩こうとしたところでバスを発見。
この町のバスネットワークすごい! ぜんぜん不便じゃないやん! と歓喜して(翌日ひどいことになるのだが)ゆらゆら仙崎まで。海! 私は海の近くで育ったので、勝手に親近感を持ってしまう。
駅前を横にはしる道の名前が「いいこと通り」で、かわいい名前にうれしくなりつつ、縦にのびるみすゞ通りを歩き、記念館へ。
金子みすゞ先生のご実家の本屋さんを模した記念館、すごくかわいくてうきうきしました。
展示を見つつ涙ぐんでしまう。むかし映画で観たことがあって、それくらいの知識しかなかったのですが、改めてなんというか、せつなくなり、詩集を買って出ました(閉館ぎりぎりだった)
こんなに純真できらきらしててやさしくてあたたかくてかわいいひとを、私はほかに知らないし、できるならそういうふうになりたい。
おりしもこの日、みすゞ先生が詩に書かれた鯨法会(くじら供養の会)の日だったので、お墓のあるお寺まで歩き、目をつむって手を合わせ、このときの言いようのない気持ちを抱え、いのちと営みのことを思い、漁師町の暮らしを思い、やさしくてかなしくて激しい生涯を思い、長門に戻りました。
そこから、こんなに遠いと思わなかった、何も調べず雰囲気だけで予約するんじゃなかった、というくらい遠い俵山温泉までまたもバスのお世話になる。運転手さんがちょういけめん!
降りてから、時間調整するいけめん運転手さんとしばらくしゃべって(うっひょ男前! と内心ずっと思ってた)旅館のひとがあまりに遅い私を迎えにきてくれていたので、旅館まで。ほんとにすみません。
この日、ほとんど電車もバスも(時間確認しなかったくせに)待ちぼうけていないにもかかわらず、感無量でのんびりしずぎたため、思い返せばすべてがぎりぎりで、まったくミラクルとしか言いようがない。
こたつに入り、ごはんを食べ(すごく豪華!)のんびりゆっくりして、さすが湯治場! の温泉に気持ちよくつかり、宿に戻り、かけおちするなら、こういうところで一泊すべきだな、と思い、妄想しながら就寝、しようと思ったけど、広いお部屋にひとりっきり、古めかしいたてものの匂いにおそろしくなり寝つかれず、テレビ観たりしてようやく、すばらしかった一日目を終えました。
写真ブログです。
綿密に計画をたてて、効率よくまわるための順番を考え、道順をおぼえ、何回もシュミレーションをする徹底ぶりで旅行にのぞみ、着いたら全部忘れる、というスタイルを私は確立しつつある。
作戦というのは、組み立てるのが楽しいもので、そもそも実行するためのものではないのだ! ひとはそれを、無意味という。
そんなガイドブックどおりにはたいていいかないし、なにやら交通が不便らしいという情報を掴んでいたので、着くや否や、どっこも開いていない町をうろつき、コンビニエンスストアでコーヒー買って、とにかく楽しむ作戦に変更。かしこい(?)
下関駅に朝の5時40分に到着して(はやすぎる)商店街をたどってゆくも、ちいさいペンギンくらい(フンボルトペンギンとかイワトビペンギンとかそのくらい)あるおっきいからす(しかも集団)に遭遇。こわかった。
行けたらいいかな、というところがいくつかあったのですが、改めることにしました。
からすはきっと、またおいでよ、というつもりだったのでしょうね^^ 朝ごはんの邪魔をして私こそ悪かったな。
はやいけど電車に乗り、ICOCAチャージしておいてよかった~と思いつつ、電車に乗ってぼんやり。知らない町で電車に乗るのが好きなので、二階の物干し竿にゆれる子供の服や、坂道や瓦屋根の大きな家々をながめていて、すごく楽しかった。
小月駅で下車、ICカードの使えない駅がある事実に衝撃を受ける。まったくはやすぎるので、朝ごはんを食べようと思い、喫茶店を探したけど、そんなものはなかった(見つけられなかった)
しかもまだ私は、バスの時間も電車の時間も何ひとつ事前確認をしない、しないでいける、いざとなったらタクシー、という感覚でいたので、何も確認しないまま、駅周辺をふらふら。早朝ピクニックでした。
このあたりできちんと身支度。はりきりすぎてチークが濃くなる。もっと日本人らしい、お上品な顔立ちに生まれたかった。
駅に戻ったらちょうどバスがくる時間だったので乗って、バス停からバス停までかなり距離があるなあ、と思っていると到着したので、そこからは歩く。
私はこの旅行、できるかどうかは別にして、終始お行儀よくせねば、と思っていたので信号をまもり、道合ってるのかな、と思いながら結構歩きました。
そして到着。資料館で、お若いのにえらいね~と言われ、ちょっと有頂天。若くないんだけどな^^ 見学しつつ、こころの準備をする。
東行庵はいろんな種類のつつじが咲いていて、ほんとうにきれいでした。毬みたいに花が集まって咲いているのがあったり(写真)土の上に散った花が何かの地図か模様のようになっていたりで、きれいだった。
たくさん咲いているというより、手入れされ愛され、でも自然にそこにある感じがいいですね。観光向けすぎない感じ。
ぼうっとして、梅ソフトクリームと青梅ソフトクリームとがあり、迷って青梅にして(おいしかった!)ふらふら歩いて、野原みたいになってるところに座り、しばらくうとうと。あたたかいし、いいお天気!
こういうとき、じぶんでも理解に苦しむ照れがあって私はいつも、ただの観光客です特別な思い入れはありません、というような顔をしようと努めるわけですが、この時点ではまだできていたように思う。
しかしすでに3時間くらい経ってたので、名残惜しいけど帰ることに。意味なく振りかえってみる私。
そして、バスがない! あとい1時間半こないどうしよう、と思ってたところに違う種類のバスが走り過ぎていって、追いかけたら待っていてくれて乗車できました。よかった。
バス、ほんとうにいいバス。やさしい。
駅まで帰り、美祢線が去年の雨で通っていないことを知り、駅でいろいろ教えてもらって代行バスで長門まで。
金子みすゞ記念館が仙崎にあり、そこまではたったひと駅、しかし電車が2時間ほどこないし待っていられないので、歩いて行けますよね、とか確認して、歩こうとしたところでバスを発見。
この町のバスネットワークすごい! ぜんぜん不便じゃないやん! と歓喜して(翌日ひどいことになるのだが)ゆらゆら仙崎まで。海! 私は海の近くで育ったので、勝手に親近感を持ってしまう。
駅前を横にはしる道の名前が「いいこと通り」で、かわいい名前にうれしくなりつつ、縦にのびるみすゞ通りを歩き、記念館へ。
金子みすゞ先生のご実家の本屋さんを模した記念館、すごくかわいくてうきうきしました。
展示を見つつ涙ぐんでしまう。むかし映画で観たことがあって、それくらいの知識しかなかったのですが、改めてなんというか、せつなくなり、詩集を買って出ました(閉館ぎりぎりだった)
こんなに純真できらきらしててやさしくてあたたかくてかわいいひとを、私はほかに知らないし、できるならそういうふうになりたい。
おりしもこの日、みすゞ先生が詩に書かれた鯨法会(くじら供養の会)の日だったので、お墓のあるお寺まで歩き、目をつむって手を合わせ、このときの言いようのない気持ちを抱え、いのちと営みのことを思い、漁師町の暮らしを思い、やさしくてかなしくて激しい生涯を思い、長門に戻りました。
そこから、こんなに遠いと思わなかった、何も調べず雰囲気だけで予約するんじゃなかった、というくらい遠い俵山温泉までまたもバスのお世話になる。運転手さんがちょういけめん!
降りてから、時間調整するいけめん運転手さんとしばらくしゃべって(うっひょ男前! と内心ずっと思ってた)旅館のひとがあまりに遅い私を迎えにきてくれていたので、旅館まで。ほんとにすみません。
この日、ほとんど電車もバスも(時間確認しなかったくせに)待ちぼうけていないにもかかわらず、感無量でのんびりしずぎたため、思い返せばすべてがぎりぎりで、まったくミラクルとしか言いようがない。
こたつに入り、ごはんを食べ(すごく豪華!)のんびりゆっくりして、さすが湯治場! の温泉に気持ちよくつかり、宿に戻り、かけおちするなら、こういうところで一泊すべきだな、と思い、妄想しながら就寝、しようと思ったけど、広いお部屋にひとりっきり、古めかしいたてものの匂いにおそろしくなり寝つかれず、テレビ観たりしてようやく、すばらしかった一日目を終えました。
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